女性にむけた対策
女性特有の症状となるのが更年期ストレスです。これは間違いなく快眠の敵となり、実際に睡眠に対する不満が多くなっているようなのです。つまり女性特有の快眠対策です。正確には男性にも更年期があるのですが、やはり基本的には女性特有の症状となるでしょう。
憂鬱になりやすい時期では、悪化することでうつ病にまでなる危険性があります。更年期症状には、総合的なうつ病予防策が必要ですが、ここでのポイントも生活習慣の見直しということになります。
具体的には運動と睡眠の見直しになります。やはり睡眠は大きな要因です。更年期での運動ならウォーキングが最適です。ウォーキングがいいのは、ジョギングほどに心肺に負担がかからない点が利点で、それでいて健康効果は充分です。憂鬱気分を好転させるのにも効果があります。
ウォーキングは、活力の元になるセロトニンが分泌される朝やるほうが効果的で、適度な疲労感もあって、夜もぐっすり眠りやすいようです。
こうした自然な対策と共にアロマセラピーもいいでしょう。アロマテラピーは特に更年期女性の不眠、不安、うつ状態などには効果が期待されており、かなりお勧めです。使用するのは、ラベンダー、オレンジスイート、ホホバオイル、プチグレン、ネロリなどで、作用はちょっとマイルドですが、着実に効いてくるはずです。
漢方薬も、心身のバランスを元の状態に戻すために効果的です。いろいろ自分に合うものを組み合わせて、ぐっすり眠れるようにしてください。